- LINE活用
- リピーター獲得
- 業務効率化
- 運用改善
睡眠時無呼吸症の専門医が選んだmarch。CPAP診療を“通わせずに”続ける、LINE完結型オンライン診療
- CPAP治療は保険で継続するためには原則月に1回、最低でも3ヶ月に1回の受診が必要。通院が途切れると自費化・治療離脱につながるため、患者の通院期限の管理がクリニックの負担になっていた。加えて、既存の他社システムは予約・診療・フォローが分断されがちだった。
- 予約〜オンライン診療〜再診フォローをLINE上で完結。多忙な働き盛りや遠方(離島を含む)の患者も受診しやすくなり、治療継続を後押し。オンライン診療にかかるスタッフの手間は対面の体感で約1/10。開業時から省スペース・少人数での運営を実現。
専門性の高い睡眠時無呼吸症の診療を、オンラインで届ける
まず、新橋睡眠・内科クリニックと、松浦先生のご専門について教えてください。
当院は睡眠時無呼吸症(SAS)を中心に診療する専門クリニックです。私自身は耳鼻咽喉科医として、大学病院や専門施設で約15年、睡眠時無呼吸症の診療に携わってきました。東邦大学医療センター大森病院の睡眠呼吸障害センターや、太田睡眠科学センターの睡眠時無呼吸症専門外来を担当し、睡眠医療について研鑽を積んでまいりました。当院では顧問である千葉伸太郎医師とともに、大学病院とも連携しながら、科学的根拠に基づいた質の高い診療の提供をめざしています。
睡眠・CPAP診療とオンライン診療は、特に相性が良いそうですね。
大きく2つの理由があります。1つは患者さんの層です。睡眠時無呼吸症でお悩みの方は、いわゆる働き盛りの世代に多く、平日の日中はなかなか通院できない方が少なくありません。オンライン診療なら、お仕事の合間などにも受診いただけます。
もう1つはCPAP治療の性質です。CPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)は保険診療で行える一方、定期的な受診が欠かせません。治療内容がある程度固まった患者さんであれば、毎月数時間かけて通院するよりも、オンラインでフレキシブルに受診できたほうが、治療の継続やモチベーションの維持につながります。近年、CPAP診療がオンラインでも行えるようになり、保険診療の幅が広がったことで、この相性の良さが一気に活きるようになりました。
“通院できずに治療が途切れる”という課題を、オンラインで解消
marchを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
CPAPの診察がオンラインでも行えるようになったこと。これがほぼすべての理由です。
CPAP治療は保険で継続するために、原則月1回、最低でも3ヶ月に1回の受診が必要です。ところが、受診期限まであと数日という患者さんが、急なキャンセルや失念で来院できないことがよくあります。そうなると『今月はもう来られない』となり、期間が空いて自費に切り替わってしまう。患者さんの通院期限をクリニック側で管理する必要があり、これが大きな負担でした。
オンライン診療があれば、5分ほどの時間さえ確保できれば診察が可能です。『通院できずにCPAPを続けられない』という患者さんを減らせますし、クリニック側の管理負担も軽くなります。
その課題を放置していたら、どうなっていたと思いますか。
受診が途切れて保険から自費に変わってしまうと、患者さんの負担が増え、そのまま治療から離脱してしまう方も出てきます。治療が続かないことは患者さんにとって不利益ですし、クリニックとしても継続的な関係が築けず、経営面にも影響します。だからこそ、『通わせ続けなくても治療を継続できる』仕組みが必要でした。
他社と比較して選んだ決め手は、“LINEで完結”
オンライン診療システムは、他社とも比較検討されましたか。
はい。大手を含む複数のオンライン診療サービスを拝見しました。そのうえで決め手になったのは、予約からオンライン診療、再診のフォローまで、すべてLINE上で完結できる点です。患者さんにとって、専用アプリを新たに入れる必要がなく、使い慣れたLINEだけで受診が完結する。この『余計なアプリがいらない』という点が、非常に大きかったですね。
実際に使ってみて、役立っている機能はありますか。
型として活きているのはLINE配信です。それから、待合室機能も活用しています。予約が入っている患者さんの状況を把握しやすくなり、オンライン診療の運用がスムーズになりました。
オンライン診療を前提に開業。少人数・省スペースで専門診療を実現
導入後の変化について教えてください。
当院は開業当初からmarchを導入しているので、導入前後の単純比較はできません。ただ、もしオンライン診療の体制がなければ実現できなかったことがいくつもあります。
まず、当院にはオンライン診療を前提にご紹介いただく患者さんが多くいらっしゃいます。この体制がなければ、そもそもこうした患者さんの受診はありませんでした。
さらに、オンライン診療を前提に設計できたことで、待合室を小さくでき、物件も省スペースで済みました。結果として家賃を抑えられていますし、スタッフも少人数で開始できています。専門診療に集中できる体制を、無理のない規模で立ち上げられたことは大きなメリットです。
スタッフや患者さんの反応で、印象的なエピソードはありますか。
患者さんからは『これは楽だね』という声を本当に多くいただきます。これまで毎月、CPAPの使用データを確認するためだけに通院していた患者さんが、ほとんど通院しなくてよくなる。これは大変喜ばれています。
特に、お仕事が忙しい方や、出張などで東京にほとんどいない方にとっては、どこからでも受診できることが大きな価値になっています。
スタッフ側も楽になりました。オンライン診療は、来院から会計・次回予約までの一連の作業がなくなります。対面で1人を受診する場合と比べると、体感では10分の1ほどの手間ではないかと感じています。
必要としている人へ届けたい。離島の患者にもオンライン診療を
今後、marchをどのように活用していきたいですか。
本当にオンライン診療を必要としている方に、まだ十分リーチできていないと感じています。たとえば八丈島や小笠原諸島などの離島から、月1回、あるいは2ヶ月に1回、都内まで受診に来られている患者さんもいらっしゃいます。こうした方々こそ、オンライン診療をご活用いただければ非常に喜んでいただけるはずです。
睡眠時無呼吸症は、まだ検査や治療にたどり着いていない方も多い領域です。オンライン診療で受診のハードルを下げられることを、もっと広く伝えていきたいと考えています。情報発信の面でも、marchのチームに引き続きお力添えいただけると心強いですね。
最後に、これから導入を検討している先生方へメッセージをお願いします。
いくつかの他社サービスを比較しましたが、marchは予約からオンライン診療まで、スマホさえあればLINE上ですべて完結できるので、患者さんの操作が非常に楽です。意外だったのは、クリニック側の操作性です。予約枠の変更など、管理する側のシステム操作も、他社と比べて分かりやすく使いやすい。患者さんにとっても、私たち医療者にとっても扱いやすいシステムだと思います。おすすめです。
